「最近、太りやすくなったなぁ〜・・・・」
「そんなに動いてもいないのにだるいなぁ」
「やる気が起きないな・・・・」
なんてお悩みはないでしょうか?
もしかしたらそれは自律神経の乱れが原因かもしれません。
今回は自律神経について解説しました!
ぜひご覧ください(^_^)b
【自律神経】を整えて痩せ体質に!!
「自律神経失調症」や、「自律神経が乱れている」という言葉を聞いたことはありませんか?
自律神経は私たちの体をコントロールする大切な神経です。
何らかの原因によって自律神経の働きが悪くなると、太りやすくなったり疲れやすくなったり・・・色々な問題が起こってしまうのです。
自律神経って何?
自律神経とは
自律神経とは、私たちの体の中にある神経のうちで、「自分ではコントロールできない」神経です。
自分の意思で動かす神経ではありません。
気温や湿度・時刻などの環境に応じて、脳の視床下部という場所から指令が出て、それに沿って働く神経です。
自律神経は内臓の働きや、血管が縮んだり広がったりする運動などに関与しています。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
- 交感神経(アクセル)・・・・緊張、興奮、活動、攻撃
- 副交感神経(ブレーキ)・・・安心、リラックス、安静、休息
この2つの神経は、アクセルとブレーキの関係のように全く逆の働きをします。
交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのイメージで考えてください。
交感神経は主に、緊張・興奮・活動の働きをし、
副交感神経は主に、安静・リラックスの働きをします。
例えば、100mを全力で走る時は交感神経がガツンと働いて、心拍数↑、血圧↑させます。
逆に、自宅で好きな音楽を聞いてリラックスしているような時は、心拍数↓、血圧↓となります。
自律神経のリズム
自律神経の交感神経と副交感神経は1日のうちで、お互いにバランスをとって働いています。
どちらかが強く働いている時は、もう一方の働きは弱くなっています。
交感神経と副交感神経の強さのバランスは1:1が理想的です。
自律神経が乱れてしまうと、この関係が崩れます。
①副交感神経が弱く、交感神経が強すぎる
ストレスを感じている人に多いタイプ。
交感神経が強く働きすぎて緊張・興奮状態になりやすく、副交感神経によるブレーキ効果が弱いので焦りやイライラを感じやすい。血流が悪くなり、健康状態が悪くなる。
②交感神経が弱く、副交感神経が強すぎる
交感神経によるアクセル効果が弱いので、やる気・集中力が発揮できない。
副交感神経によるブレーキ効果が強いので、眠気やだるさ、抑うつ状態になりやすい。
③交感神経・副交感神経の両方ともが弱すぎる
自律神経そのものが正常に働いておらず、常に疲れていてぐったりしている状態。
自律神経は交感神経と副交感神経がどちらも程よく強く、1:1のバランスで働くのが良いとされています。
①〜③のようにバランスが崩れてしまうと、心身の不調が現れやすくなります。
自律神経の衰え
一般的に、男性は30代後半頃から、女性は40代に入った頃から自律神経の働き(主に副交感神経)は低下していきます。
20代などの若い頃は基本的に副交感神経の働きが強く、徹夜をしたりオーバーワークをしても副交感神経によるリカバリー作用によって回復するのですが、歳を重ねるにつれて副交感神経が衰えていってしまうので、なかなか疲労を回復させることができなくなります。
生活は変わらないのに、昔と比べて疲れやすかったり太りやすかったり・・・
これは歳のせい!!とだけ言ってはいけませんが、大きな原因ではありますね。
つまり、加齢によって自律神経の働きが悪くなり、疲労回復が追いつかなかったり代謝が低下するためです。
しかし、その一方で、いくつになっても若々しい方も大勢いらっしゃいます。
この違いは何なのでしょう?
これには自律神経が大きく関わっています。
自律神経が整っていると、内臓の働きがよくなり、特に胃腸の調子がよくなることで栄養素をしっかりと消化吸収できるため、血液の質がよくなり肌や髪にツヤが出ます。
また、体調が良いため精神的にもポシティブでいられるため若々しくいられます。
自律神経を整えると、なぜ痩せ体質になれるの?
自律神経が整っていると若々しく見えるだけでなく、代謝が上がるため痩せ体質になることができます。
自律神経が整っている状態とは、アクセルの働きをする交感神経と、ブレーキの働きをする副交感神経がバランスよくしっかりと働けている状態です。
自律神経の乱れが特に影響するのが、血流です。
交感神経が強く働きすぎる状態が長引くと、血管は収縮したままで血液の流れは悪くなります。
そこに副交感神経の働きが弱くなっていると血流の悪化は改善されず、脳・内臓などの全身へ血液の供給が悪くなり、ダメージを受けてしまいます。
逆に自律神経が整っていて、全身への血流がじゅうぶん供給されると、各細胞に酸素や栄養が行き渡り、代謝がアップします。
血流が良いと、筋肉の活動も大きくなり、内臓の働きもアップし、取り入れた栄養を効率的燃やしてエネルギーにしたり、新しく細胞を作り出すことができます。
自律神経が整っていると、体調が良くなり、代謝がアップし、若々しく見えます。
自律神経を整える方法
では、年齢とともに働きが落ちていく自律神経の働きをどうのようにしてよくしていけば良いのかを解説していきます。
自律神経の整える方法
- 正しい生活習慣
- 適度な運動
- メンタルケア
・正しい生活習慣
起床時間、食事時間、就寝時間などの生活習慣を規則正しくすると、自律神経が整います。
・適度な運動
ウォーキングやストレッチ、自分の体重を利用した自重トレーニングがオススメです。
激しい運動は交感神経を過度に高めてしまうため逆効果です。
楽しく続けていけることが重要です。
軽いストレッチはこちらを参考にしてみてください↓
・メンタルケア
過度なストレスも交感神経を緊張させすぎてしまいます。
自分なりのストレス発散方法を見つけていきましょう。
自律神経を整えるツボを刺激するもオススメです。
自律神経を整える方法についてはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
・自律神経は自分ではコントロールできない神経。
・自律神経は、内臓の働きや血管運動、発汗などを調節している。
・自律神経には交感神経と副交感神経がありそれぞれが、アクセル・ブレーキの役割をしている。
・自律神経が乱れると、疲れやすくなったり太りやすくなったり、不眠・肩こり・動悸・イライラなど心身ともに不調が現れやすくなる。
・自律神経が整っていると、血流が良くなり、髪や肌のツヤが良くなり、代謝がアップし、運動のパフォーマンスが良くなる。
・自律神経は自分ではコントロールできませんが、間接的に整えるように働きかけることはできる。
・自律神経を整えるには、正しい生活習慣・適度な運動・メンタルケアが有効。
ヨガで自律神経を整えるなら↓
最後まで読んでくださりありがとうごいざいます!
自律神経を乱してしまう生活習慣はたくさんありますね・・・!
お正月休みが終わるとまた生活リズムが狂いがちです。
少しずつ生活を整えていきましょう(^ ^)b
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