こんにちは!美容鍼灸整体師のよっしーです。
「チョコレートでダイエットできるって本当?」
「チョコレートを食べると痩せるの?」
「チョコレートなんて甘いもの食べたら太るもとなんじゃ・・・・」
と疑問に思ってしまいますよね。
今回はチョコレート ダイエットの方法、痩せる仕組み、注意点をまとめました。
ぜひご覧ください。
【徹底解説】チョコレートダイエットの方法と効果
チョコレート食べて痩せるって聞いたんだけど、
ほんとう???
確かにチョコレートを上手に取り入れてダイエットはできるけど、
やり方を間違えると・・・太るよ!!!
え!そうなの??
正しいやり方教えてー!!!
じゃあ、チョコレートでダイエットする方法について
徹底解説するね!
チョコレート ダイエットの方法
- 食事20分前くらいにハイカカオチョコレートを食べる。
- 食べるハイカカオチョコレートの量は1日に25g程度。(個包装のチョコ1枚は約5gだから5枚くらい)
チョコレート ダイエットにおすすめなハイカカオチョコレート
チョコレート ダイエットで食べるチョコレートは普通のチョコレートではありません。
ハイカカオ(高カカオ)チョコレートです。
ハイカカオチョコレートとは、はっきりとは決められていませんが一般的には主原料となるカカオマスの含有量が70%以上のチョコレートのことをいいます。
普通のチョコレートは、カカオマスの含有量が20〜40%くらいです。
カカオマスは約55%の脂質(ココアバター)が含まれます。
カカオ豆を生成してできたカカオマスは本来とても苦味が強いんです。
このカカオマスに砂糖やクリーム、香料などを足してチョコレートを作ります。
ダークチョコレートはダメなの?
ダークチョコレートはカカオマスの含有量が40%以上のチョコレートです。
ビターチョコレートとも呼ばれます。
ダークチョコレートやビターチョコレートの中でも、カカオマスの含有量が70%以上のチョコレートを選んでください。
ちなみにブラックチョコレートは、ミルクなど乳製品の量を減らしたチョコです。
驚いたことに、ミルクチョコレートと比べてわずかですが砂糖の量を多くして苦味の調整をしているそうです!!
砂糖の量は少ないのかと思っていました・・・・!
ハイカカオチョコレートの成分表
明治チョコレート効果①72%、②86%、③95%、④明治ミルクチョコレートの比較をしました。
①〜③はハイカカオチョコレート。
④は普通のチョコレートです。
1枚(約5g)あたり
① | ② | ③ | ④ | |
エネルギー(kcal) | 28 | 29 | 31 | 28 |
タンパク質(g) | 0.5 | 0.7 | 0.7 | 0.4 |
脂質(g) | 2.0 | 2.3 | 2.6 | 1.7 |
炭水化物(g) | 2.2 | 1.8 | 1.4 | 2.7 |
糖質(g) | 1.6 | 1.0 | 0.6 | 2.6 |
食物繊維(g) | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 0.1 |
カカオポリフェノール (mg) | 127 | 147 | 174 | 35.4 |
ハイカカオチョコレートの方が普通のチョコレートよりも低糖質・高脂質です。
ハイカカオチョコレートの中でもカカオの含有量が多くなればなるほど、低糖質・高脂質です。
カカオポリオフェノール量はハイカカオチョコレートは普通のチョコレートの3.5〜5倍の量含まれています。
ちなみにパッケージの裏などにある【原材料】は、入っている量の順に記載されています。
ハイカカオチョコレートは、【カカオマス、砂糖、ココアパウダー、乳化剤、香料】
ミルクチョコレートは【砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン、香料】
となっています。
買うときは一番頭に【カカオマス】が書かれているのもチェックしてくださいね。
チョコレート ダイエットの痩せる仕組み
血糖値と食欲をコントロール
食事20分前くらいにハイカカオチョコレートを食べることで、血糖値の急激な低下と食べ過ぎを防ぎます。
私たちは急激に血糖値が下がると空腹を感じます。
空腹感が強いほど、食欲が増してしまい食べ過ぎにつながります。
また、食事と食事の間が空き過ぎると、食後の血糖値の上昇も大きくなります。
ハイカカオチョコレートは低GI食品と言われ、食後の血糖値の上昇が緩やかです。
食前にハイカカオチョコレートで緩やかに血糖値を上げておくことで、食事後の急激な血糖値の上昇を防ぎます。
血糖値を安定化させることが食欲をコントロールすることにつながります。
GI値は、食後の血糖値の上昇度合いを表す指数です。
オーストラリアのシドニー大学の定義です。
GI値が70以上・・・高GI食品。
GI値が56〜69・・・中GI食品
GI値が55以下・・・低GI食品
ちなみに明治のチョコレート効果72%はGI値が29です。
カカオプロテインで便秘解消
カカオに含まれるカカオプロテインは消化されにくいタンパク質です。
カカオプロテインは小腸で分解・吸収されずに大腸までいき、そこで「便のかさ増し効果」を発揮します。
平成27年、帝京大学と株式会社明治で共同研究が行われました。
ハイカカオチョコレートを食べるグループと、ホワイトチョコレートを食べるグループで、「排便回数」、「便色」、「便量」などの便の状態の変化を検証しました。
ハイカカオチョコレートを食べたグループの方が、「排便回数」「便量」が増え、「便色」が改善したという結果が報告されています。
また、追加実験として、ハイカカオチョコレートを食べたグループにフィーカリバクテリウムという腸内環境を良くする菌の増加が見られたということです。
血行が良くなって冷え性とむくみ改善
カカオマスに含まれるカカオポリフェノールの働きで、血管が広がり、血液が流れやすくなります。
また、カカオポリフェノールは血液をサラサラにする働きがあるため、さらに血流が良くなります。
血流が良くなれば、冷え性とむくみが改善されやすくなります。
ストレス緩和
カカオポリフェノールは血中のストレスホルモン分泌を抑え、ストレスを軽減させたり、ストレスに対する抵抗力を高めます。
ちなみにストレスを受けたときに体の中で出されるストレスホルモンには、
【副腎皮質ホルモン】があります。
副腎皮質ホルモンはいわゆるステロイドです。
副腎皮質ホルモンは分泌過剰だと、高血圧や肥満の原因になります。
これを抑えてくれるなんてありがたいですね。
基礎代謝アップ
カカオポリフェノールは肝機能を高めて、体の代謝をアップさせてくれます。
代謝には、基礎代謝と活動代謝の2種類があります。
基礎代謝は、生命を維持するためにカロリーを消費する代謝です。
内臓を動かして食べたものを消化吸収したり、栄養を燃やして熱を発生させ体温を保つなどの代謝です。
活動代謝は体を動かしてカロリーを消費する代謝です。
基礎代謝は1日の消費カロリーの60%をしめます。
基礎代謝量が最も多い器官は筋肉(22%)で、2番目に多いのが肝臓(21%)です。
体に占める割合を考えれば、筋肉よりも肝臓の機能を高めた方が効率よく代謝をアップできます。
カカオポリフェノールは、肝臓に毒素が溜まるのを防ぎ、肝機能を高めてくれます。
【補足】脂肪燃焼の促進、脂肪吸収の抑制効果について
カカオポリフェノールには脂肪吸収を抑える効果があり、カカオに含まれるテオブロミンが脂肪燃焼効果があると報告されていたこともありましたが、これについては確実な実験結果がまだ出ていないそうです。
カカオポリフェノールとテオブロミンの脂肪吸収抑制効果、脂肪分解効果については残念ですが、血糖値と食欲のコントロール・便秘解消・冷え性とむくみ改善・ストレス緩和・基礎代謝アップ・・・これらの効果をいかしてダイエットに取り入れたいですね!
チョコレート ダイエットの注意点
・食べ過ぎに注意してください。(1日25gが目安です)
ハイカカオチョコレートはとても体に良さそうなチョコだからたくさん食べても大丈夫・・・と勘違いしてしまいがちです。
ハイカカオチョコレートがいくら体に良い成分が入っているとは言っても、含まれている脂質の量は多くカロリーも高いので、食べ過ぎれば確実に太ります。
・1日に数回に分けて食べてください。
カカオポリフェノールの働きは食べてから2時間後にピークを迎え、4時間後には消えてしまいます。
そのため、朝食前、昼食前、夕食前と数回に分けるのが良いです。
チョコレート ダイエットまとめ
・カカオマスが70%以上のハイカカオ(高カカオ)チョコレートを食事の20分前に食べる。
・間食として食べる分も合わせて、1日に25g(商品にもよりますが個包装のもの5個)くらいまで。
・カカオポリフェノール、カカオプロテインの働きで【血糖値と食欲のコントロール・便秘解消・冷え性とむくみ改善・ストレス緩和・基礎代謝アップ】効果が期待されて、ダイエットの強い味方になる。
・食べ過ぎに注意。
・1日に数回に分けて食べる。
・普通に食事と間食をした上で、チョコレートを食べて痩せるというダイエットではありません。
・片頭痛もちの方は、血管拡張作用により頭痛が誘発されてしまう恐れがありますのでご注意ください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
残念ながら、チョコレートをバクバク食べて痩せるというダイエットではありませんが、
間食にチョコレートを食べるならハイカカオチョコレートにしようと思います♪
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