こんにちは!美容鍼灸整体師のよっしーです。
鏡に映るほうれい線を見て、ため息をついていませんか?
毎日、顎やこめかみ・頬の周りをマッサージでほぐしたり、スキンケアを頑張っているのに・・・・
どんどん目立つほうれい線に悩んでいませんか?
今回は、ほうれい線の意外な原因とその解消法についてまとめました!
ぜひご覧ください♪
猫背とほうれい線の深〜い関係!わるい姿勢で老け顔に!
ほうれい線の意外な原因
ほうれい線の意外な原因とは、猫背です。
もちろん、肌の老化や劣化も原因の一つです。
しかしお肌のケアやお顔の筋肉のケアだけでは、ほうれい線は解消しません。
ほうれい線に悩んでいる方は、猫背改善に目を向けてみましょう!
では、猫背とほうれい線の深い関係について解説していきます。
猫背は、上の絵のように、肩(肩甲骨)が前側に入った「巻き込み肩」の状態です。
猫背の特徴は、
・顎が前方に出る
・肩が前に入っているので、腕も前にきていることが多い
・背中が丸くなる
・ぽっこりと下腹が出る
です。
猫背は長時間のデスクワークやスマホ操作など、背中を丸めてうつむきがちな姿勢をとっていることが原因になることが多いです。
私たちの体は、長時間とっている姿勢を「正しい姿勢」「自然な姿勢」だと、脳が間違えて覚えてしまいます。
すると、「肩(肩甲骨)が前に入り背中を丸めてうつむいた状態」をいつでも自然に取ってしまうようになります。同時に胸の筋肉は強く縮んで固まります。
胸の筋肉の中でも特に大胸筋と小胸筋という筋肉です。
大胸筋は、鎖骨・胸骨(胸の真ん中あたりの骨)腹筋と上腕骨(腕の骨)をつないでいます。
小胸筋は、肋骨と肩甲骨をつないでいます。
つまり、体の前側にある筋肉が縮んで体を丸めていき、体の後ろ側の筋肉は引っ張られ続けます。
問題は、この体の前側の筋肉が縮みすぎてしまうところにあります。
筋肉は筋膜という膜でつながっていますので、胸の筋肉が縮むことで、首・顔の筋肉も下に引っ張られてしまいます。
特に上唇挙筋・口角挙筋・大頬骨筋・小頬骨筋という顔の筋肉が引き下げられることで、ほうれい線が目立ってしまうのです。
- 長時間のデスクワークなどで、背中を丸めてうつむいた姿勢(猫背)が脳にインプットされてしまう。
- 猫背姿勢によって、体の前側の筋肉(特に胸の筋肉である大・小胸筋)が強く縮む。
- 胸筋とつながっている首や顔の筋肉(特に上唇挙筋・口角挙筋・大頬骨筋・小頬骨筋)が下に引っ張られ、ほうれい線が目立つようになる。
ほうれい線ってそもそも何?
ほうれい線は鼻の両脇から唇の両はしに伸びる2本の線です。
実はほうれい線はシワではなく、たるみです!
立って鏡を見た場合と、仰向けに寝転がって鏡を見た場合を比べてみてください。
立っている時の方がほうれい線が目立ちませんか?
これは頬が重力によって下に引き下げられてしまっているからです。
仰向けにの状態の時は重力の影響を受けません。
アイドルがよく仰向けで自撮りしていますよね!
仰向け自撮りは、ほうれい線だけでなく他の部分のたるみもごまかしてくれるからです(笑)
ほうれい線があると老けて見える
いかがでしょうか?
この女性の顔を右半分と左半分で比べてみると、圧倒的にほうれい線のある方が老けて見えますよね。
この頬と口の境目のほうれい線がくっきり出れば出るほど、老け顔にみられてしまいます。
なんとしてでも、ほうれい線を解消していきましょう!!
猫背から来るほうれい線の解消法
では、このほうれい線の原因となっている猫背の解消をしていきましょう。
猫背解消のためには、胸の筋肉をしっかりゆるめ、肩甲骨を動かせるようにして肩を後ろに引けるようにします。
・胸のストレッチ
①壁の前に立ち、手の指を目一杯ひろげた状態で、肘を真っ直ぐに伸ばして壁に手のひらをべったりとつけます。(手のひらの位置は、肩の正面で肩の高さに)
②手のひらを壁にくっつけたまま、ぐるっと外側に回して、手の指が床側に向くようにします。
③そのままの状態で、体をあげている腕と逆方向に向けていきます。
(上半身をひねる感じではなく、足から全体的に動かしていきます)
④腕や胸が伸びているのを感じながら、しっかりと呼吸をして15秒キープします。
(呼吸は鼻から息を吸って口から吐きます)
・肩甲骨のエクササイズ
①まず両足を肩幅に広げて立ちます。(つま先は真正面を向くようにします)
②お腹を出来るだけへこませて、お尻の穴をしめるように力を入れます。
③両腕を後ろで組みます。
④両腕をあげられるところまで引き上げて20秒キープします。
(呼吸は鼻から吸って口から吐きます。)
⑤組んでいた両手をはずし、少し下におろします。
⑥ドアノブを回すようなイメージで腕を肩から動かします。
⑦内側に回す時に肩甲骨が近づきます。
⑧外側に回す時に肩甲骨が離れます。
内側→外側を1セットとして、5セット行います。
・姿勢の軸を整えて仕上げ(時計が見えるところで行ってください。)
①壁の前15センチのところに、背中を壁に向けて立ちます。(両足は閉じた状態です。)
②頭→両肩→おしり→両方のかかと の順に壁につけていきます。
③少しアゴを引きます。
④腰と壁のスキマに手を入れます。
手が余裕でスルッと入ったなら反り腰です。お腹を壁に近づけて、お腹が薄くなるイメージで引っ込めましょう。
⑤頭のてっぺんから引っ張られているイメージで、この状態で1分キープします。
まとめ
・スキンケア・顔のマッサージをやっても解消しないほうれい線の原因は猫背です。
・ほうれい線はシワではなく「たるみ」です。
・ほうれい線があると老け顔に・・・・!?
・ほうれい線の原因となる猫背解消のエクササイズを毎日行って、ほうれい線とサヨナラしましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
美容鍼でほうれい線を改善するときも、猫背の方には猫背矯正も必ず行っています。
姿勢一つで見た目年齢も変わってきます!
美しい姿勢を目指していきましょう。私もがんばりま〜す(^○^)
セルフケアでストレッチするのが面倒な方は、プロにお任せするのも効率的ですね!
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